DXとは?他社より優位に立つ為のクラウド活用

昨今、リモートワークなどにより進むクラウド化。その中で耳にするDX(デジタルトランスフォーメーション)とはどういったもので、具体的にどんな事をしなければならないのか?ご紹介致します。

DXの定義とは?

経済産業省のガイドラインでは、DXを以下のように定義しています。「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と記載されています。

Wikipediaでは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念です。

ビジネス的には、定義が多義的ではありますが、おおむね「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」ことがDXと言えるのではないでしょうか?

DX = IT化ではない?

DXとは単純に自社に最新PCなどを導入することがDXとは言えません。

テクノロジーを活用して、自社で提供できる物やサービスをさらに良いものへ変化させ、他社との競合性を図り、優位にビジネスを進めて行くことがDXとなります。

クラウドとDX

昨今コロナの影響で、リモートワークなどによるクラウド化が急速に進んでいます。現在多種多様なクラウドサービスがユーザーへ提供されていますが、自社に合う、またはクラウドサービスに合わせたサービスや商品開発を行うことが「企業のDX化」と言えるのではないでしょうか?

なぜDXを行わなければならないのか

なぜ企業がDXを行わなければならないのか?その理由の一つとして、「2025年の崖」と言う問題が経済産業省から言及されています。2025年の崖とは、2025年に基幹系のシステムの6割が21年以上になり、また、IT人材不足によりシステムトラブルが発生した場合に運用に関わるコストが増えることによる経済損失の事を経済産業省で警鐘を鳴らしています。

”引用 – 経済産業省 DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~”

まとめ

2025年の崖は中小企業にも当てはまる問題で、このまま既存システムを使い続けると維持していくだけで、多くのコストが掛かる可能性があります。まずはDXに向けて、自社で無理のないバックオフィス、一般事務からIT技術やクラウドなどを導入し、徐々にDXを進める必要があります。

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