ファイルサーバーを移行させたいと考える方へ。クラウドサーバーのメリット・デメリットをご紹介!

ITの基礎知識

社内で様々なデータを共有することが可能な「ファイルサーバー」ですが、ファイルサーバーの買い替えや入れ替えについて、オンプレミスのサーバーにするべきかクラウドサーバーにするべきか迷っていませんか?

現在使っているファイルサーバーは古くなって、動作が遅くなった感じがする。

買い替えたいけれど、最近はクラウドのサーバーも多く販売していて、クラウドがいいのかオンプレミスが良いのかわからない。

こんな疑問にクラウドサーバーに移行するメリット・デメリットを解説します。

本記事の内容

  • 長期的に使っているファイルサーバーの問題点
  • クラウドサーバーに移行するメリット・デメリット
  • 主要なクラウドストレージをまとめてみた

長期的に使っているファイルサーバーの問題点

長期的に使っているファイルサーバーにこんな問題はありませんか?

それは、サーバー内の「不要なファイルの蓄積」です。

辞めてしまった人が残したファイルや共有ファイルにとりあえず格納しておくなど、必要なファイルがどれで、要らないファイルはどれなのか分からなくなってしまいデータが蓄積されてしまいます。

不要なデータも新しいサーバーへ移行させますか?

買い替えや入れ替え(リプレース)の時に、いらないデータまで新しいサーバーへ移動させたくはないですよね?

こんな問題が発生する前に、データをリサイズしたり、こまめな整理や見直しが必要です。

ですが、ファイルサーバーの更新は決して簡単な作業ではありません。

問題が起これば、保存されているファイルを損失し、業務に支障をきたす可能性もあります。

様々なリスクを回避しつつ、安全にファイルサーバーを更新するにはどうすればよいのでしょうか?

自社で解決が難しい問題は、私たちにご相談下さい!

お客様の現状をしっかりと把握し、解決に向けてご提案させていただきます。

クラウドサーバーに移行するメリット・デメリット

オンプレミスのサーバーから、クラウドのファイルサーバーに移行するメリット、デメリットをご紹介します。

クラウドサーバーのメリット・デメリット

メリット

①社外から欲しい情報にアクセスしやすくなる。

本来のオンプレミスの環境では、社外からのアクセスができませんでしたが、クラウドの環境にすることで社外から許可した人だけのアクセスが可能になるので、場所の制限がなくなります。

外出が多く、外出先でデータにアクセスする機会が多い企業ではオンプレミスよりもクラウドのファイル共有サーバーを使ってファイルにアクセスすることにより、仕事がスムーズに行えるのではないでしょうか。

②複数拠点や会社との連携がしやすい

上記にも記載している通り、場所の制限がなくなるので、アクセス権さえあれば、離れている場所からでもデータへアクセスできます。複数拠点や会社間でデータの共有や編集と言った作業が可能になります。

③社内に重要なデータを保管しないで良い

万が一社内で火災などの災害が起こったとき、社内以外の場所にデータを保管することにより、重要なデータを守ることができます。

デメリット

①インターネットを使える環境がなければサービスを利用することができない

インターネットを使える環境でなければクラウドサービスは使えません。

また、オンプレミスのサーバーは社内にサーバーがあるので、通信速度の影響を受けずに使う事ができる一方で、クラウドサーバーは通信速度の影響を受けて欲しい情報をすぐに取り出すことが出来ない場合もあります。

②オンプレミスサーバーより費用がかかってしまう場合がある。

クラウドサービスと良く比較されるときに、初期費用が抑えれるとありますが、長期的にクラウドサービスを利用する場合、オンプレミスサーバーよりも維持費が増える場合があります。

オンプレミスもクラウドも、どちらもメリットとデメリットがあります。

サーバーをリプレースする際には、「時代はクラウドだからクラウドにしよう!」ではなく、クラウドサーバーとオンプレミスサーバーのメリット、デメリットをしっかり把握し自社が重要視する点に合うものを選ぶ必要があります。

また、近年ではクラウドとオンプレミスを両方使う「ハイブリットクラウド」と言う方法もあります。

クラウドサーバーにデータを移行するのは良いですが、移行することによるメリット・デメリットを考えてIT投資を実行しましょう。

主要なクラウドストレージをまとめてみました!

クラウドオンラインストレージのおすすめをまとめてみました。

サービス名利用料金クラウドストレージオススメポイント
onedrive¥540~¥1,360/月1ユーザー 1TBMicrosoft 365を契約すると、OneDrive が1TB利用可能になります。契約している方は使わなければ損です!
Google Workspace¥680~¥2,040/月1ユーザー 30GB~5TBgoogleのサービス、Gmail、ドキュメント、スプレットシート、フォトなどgoogleのサービスを良く使っていて、容量が足りなくなってきた方にオススメです。
box¥550~¥4,200/月100GB~無制限他のクラウドストレージと比べて圧倒的に「セキュリティ」が強固なことがboxのオススメポイントです。使用者一人ひとりに7段階のアクセス設定機能があります。
dropbox¥1,500~¥2,400/月3TB~無制限web上でログインせずに、専用フォルダにファイルをドラッグするだけで自動的にWeb上に自動的にアップロードしてくれます。
コワーク
ストレージ
¥2,750~¥39,600/月100GB・5ID~5TB・50ID社内共有用と個人用に加えて、社外の方ともフォルダ共有することができるプロジェクトフォルダを標準で実装しています。

使うサービスにより、最低3ユーザーからの契約、1ユーザーからの契約が可能など、契約形態はサービスにより様々です。

契約の際には、最低契約するユーザーは何人で、どのくらいの費用がかかり、必要な容量はどのくらいなのかを考えてクラウドストレージを利用しましょう。

以上、ファイルサーバーをクラウドへ移行させたいと考える方へ。クラウドサーバーへ変更するメリット・デメリットをご紹介!でした。

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