オンプレミスからクラウドに移行する動きがありますが、すべてをクラウドにする必要もなく、オンプレミスも活かしつつ、一部をクラウドにするという方法があります。
自社システムのデータを分ける
一部をクラウド化するとしても色々なケースがありますが、例えば、オンプレミスで自社システムを運用している場合、アプリケーションはオンプレミスのままで、データはクラウドで運用するというのもその1つです。
この先、大きな災害 等が発生することは十分に考えられます。もし、自社システムをオンプレミスだけの環境で運用していた場合、物理サーバが被害を受けた際には、システムの運用が停止するだけでなく、重要な情報やデータも消失してしまう可能性があります。しかし、データがクラウド上にあった場合は、一時的にシステムの運用は停止しても、重要な情報やデータは守られることとなり、被害は最小限に抑えられます。別の物理サーバを用意して、アプリケーション環境を構築し直せば、最新のデータの続きから運用を再開する事が可能です。
テレワーク導入時にも
また、テレワークでの働き方にもスムーズに移行できます。
ノートパソコンにアプリケーション環境を構築し、クラウド上のデータに接続できるようにすれば、ネットワークにつながる場所でなら、どこでも働けるようになります。仮に、そのノートパソコンがウイルスや災害 等の被害にあったとしても、データはクラウド上なのでリスクを分散することができます。
本記事は、あくまで簡単な一例ですので、必ずしも御社のシステム運用にも通じるものではありません。むしろ、実際にはもっと複雑なケースが多いのが現状です。もし、クラウド化をご検討中でしたら、お気軽に下記のフォームからご相談ください。
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